リタイア前に
老後資金を考えるなら

50歳を超えてくると、徐々にリタイア後の生活を意識し始めるのではないでしょうか。リタイア後、自由な時間を使って好きなことができるため楽しみな部分もありますが、多くの方が老後の生活について経済面での不安を抱えています。では、投資信託でどのように老後に備えることができるのかを考えていきましょう。

老後に対する不安

老後に対して不安を抱えているのはあなただけではありません。内閣府が行った「国民生活に関する世論調査」によれば、50代の多くの人が日常生活において悩みや不安があると回答していて、そのうち一番多いのは、「老後の生活設計について」でした。また、「今後の収入や資産の見通しについて」が3位となっており、多くの方が老後について経済面での悩みがあり、不安に思っていることが分かります。

年金の受給開始年齢の引き上げに関する報道などを耳にすると、その不安はさらに大きくなることでしょう。

老後の経済的不安を解消する一つの方法は、しっかりと貯蓄することです。また、貯蓄するだけではなく、貯蓄した資産を効率的に運用していくことも大切です。では、どのような運用を行えばよいのでしょうか。

悩みや不安の内容(複数回答可)
(上位3項目)

内容
老後の生活設計について 68.6
自分の健康について 51.2
今後の収入や資産の見通しについて 49.7

悩みや不安がある50~59歳の男女668人を対象
内閣府 平成30年度「国民生活に関する世論調査」より

老後資金に適した運用とは

50代を超えて老後資金を運用しようとする場合、リスクを抑えた運用が望ましいといえます。大きなリスクをとって積極的な運用をすると、大きなリターン(収益)を得られる可能性もありますが、同時に大きな損失を被る可能性も高くなります。老後の生活に利用する大切な資金ですので、リスクを抑えて安定的な運用をめざすのが適しています。

リスクを抑えた運用手法の一つに投資対象の分散があります。一般的に株式のみに投資する投資信託は、リスクが高い傾向にあります。そのため、複数の資産に分散して老後資金を運用するには株式や債券などを組み合わせた「バランス型」の投資信託が選択肢に入ってくるでしょう。日本国内の株式や債券だけではなく、海外やリート(不動産投資信託)まで投資対象が広げられた投資信託もあります。投資先の組み合わせによって、リスクの大きさやめざすリターンも異なりますので、ご自身のリスク許容度や期待するリターンに合った投資信託を選びましょう。

バランス型の投資信託でも投資先の
組み合わせは多種多様
バランス型の投資信託でも投資先の組み合わせは多種多様 バランス型の投資信託でも投資先の組み合わせは多種多様

年金受給を見据えて

間もなく年金受給の開始年齢となるのであれば、ゆとりある老後の生活をめざして投資信託を選ぶこともできます。

たとえば、年6回奇数月に分配金を受け取れるように設計された投資信託があります。公的年金は、会社員の給料のように毎月、受給できるわけではありません。年金が支払われるのは、年6回で偶数月(2・4・6・8・10・12)と決まっています。もちろん、年金生活が始まれば2ヵ月ごとに入る収入を計画的に用いていく必要があります。しかし、年6回奇数月の分配をめざす投資信託を保有していれば、年金収入がない奇数月にも副収入として分配金の受け取りが期待できます。老後の生活にゆとりをプラスすることをめざし、このような投資信託を活用することもできるでしょう。

イメージ図
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分配金は、投資信託の純資産から支払われますので、分配金支払い後の純資産はその分減少することとなり、基準価額が下落する要因となることに注意が必要です。

ご自身の状況に合わせて

バランス型の投資信託にもさまざまな種類があります。銀行や証券会社のホームページや、交付目論見書などを参考にして自分に合ったものを選びましょう。

老後に備えて運用を開始するとしても、個人により状況はさまざまです。リタイアまで時間があり、しっかりと運用をして老後に備えたいのであれば、バランス型でリスクを抑えながらも、株式への投資比率が高めの投資信託も選択肢に入ってくるでしょう。

一方、リタイアが近いなら、ゆとりある年金生活をめざして、リスクが低めに抑えられたバランス型で運用しながら年6回の分配金が期待できる投資信託を探してみるのもよいでしょう。

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基準日:

  • 基本情報
  • 運用実績
  • 分配金
  • 手数料
  • バランス型で分配金が年6回(2ヵ月ごと)のファンドを純資産総額が大きい順に表示しています。
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  • 検索結果上位最大30ファンドを表示しています。
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(2020年9月30日現在)